Webサイト運用の業務内容とは?
効率化のために有効な方法も紹介
掲載日:2023年08月22日
更新日:2023年12月21日
Webサイトは企業にとって重要な情報提供手段のひとつであり、いまやなくてはならない存在です。Webサイトは一度構築して終わりではなく、その後も継続的な管理・運用が求められます。
具体的にどういった業務内容があるのか、Webサイト運用を効率化するための方法や手段、押さえておきたいポイントも紹介します。
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Webサイト運用の目的
Webサイト運用とは、Webサイトに掲載しているコンテンツの編集・更新や、保守メンテナンスなどの業務全般を指します。
そもそもWebサイトは一度構築すれば終わりではなく、継続的な運用が求められます。
Webサイト運用の目的はさまざまですが、一般的に企業はどういった目的でWebサイト運用を行っているのでしょうか。代表的な目的を3つ紹介しましょう。
ブランド認知度・エンゲージメントの向上
Webサイトは企業のブランドやイメージを形成するうえで重要なツールです。
サイトのデザインやコンテンツを改善することで、訪問者の増加を促し、ブランド認知度の向上につなげていきます。
また、ブランド認知度が向上すれば自社の製品やサービスに興味を示すユーザーも増え、エンゲージメントの向上にもつながっていくでしょう。
問い合わせや資料請求の増加
製品やサービスに関する情報を提供するためにWebサイトは重要な役割を果たします。
かつてはユーザーに対するファーストアプローチとしてチラシやリーフレット、CMなどが主流でしたが、現在ではこのようなオフラインの手法ではなく、オンラインの手法へと移行しています。
Webサイトを運用することで、ユーザーに対して最新の情報を提供するとともに、問い合わせや資料請求数の増加も促すことができます。
売上の向上
企業のなかには、Webサイトを販売チャネルのひとつとして活用しているケースも少なくありません。
従来のように店舗での販売はまだまだ主流ですが、来店が難しい遠方のユーザーはオンラインでの購入を選択することもあります。
Webサイトをこまめに更新し新製品を追加することにより、店舗とは別の販売チャネルを確立し売上アップにつなげられる可能性もあるでしょう。
企業のWebサイト運用でよくある課題・悩み
企業のWebサイトは内製で運用されるケースも多いですが、自社だけでは解決しきれないさまざまな課題を抱えることもあります。
企業のWebサイト運用にあたっては、具体的にどういった課題が考えられるのでしょうか。
リソース不足
Webサイト運用を内製化する場合、社内の予算が限られていたり、運用を担う人材がいなかったりなど、リソース不足に悩まされることもあります。
特に、現在は深刻な人手不足に陥っている企業も多く、新たに人材を採用したくても候補者が集まらないというケースも多いようです。
ノウハウや知見の不足
予算や人材といったリソースが十分にあっても、ノウハウや知見の不足に悩む企業も少なくありません。
Webサイトをどのように改善すれば集客数の向上につながるのか、運用のノウハウや知見がないと、効果が上がらず運用コストばかりが膨れ上がってしまいます。
また、インフラなど専門性の高い分野では豊富な知見が求められますが、特定の担当者にばかり難易度の高い業務が集中してしまうと対応に時間を要し、結果としてリソース不足に陥る可能性もあるでしょう。
委託先企業の選び方が分からない
リソース不足やノウハウ不足を解消するためには、Webサイトの運用業務を外部の企業へアウトソーシングする方法が有効であり、実際にそのような運用を行っている企業も少なくありません。
しかし、委託先によってもノウハウや知見は異なり、Webサイトの運用を委託したにもかかわらず十分な効果が見込めないケースもあります。
特に初めてWebサイト運用を委託する場合、どの企業へ委託すべきか選び方が分からず、思うような結果が出せないこともあるようです。
企業のWebサイト運用に関する課題を解決する方法を知りたい方は、以下のダウンロード資料もご覧ください。
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サイト運用の一般的な業務内容・工程
コーポレートサイトは一度構築して終わりではなく、その後も継続的にリニューアルが必要となりますが、それはなぜなのでしょうか。
・Webサイトの更新作業
・コンテンツの準備や手配、制作、法務チェック
・各種社内調整
・インフラやセキュリティの維持・管理
・制作会社のコントロール
・CMSのアップデートや保守
すべてのWebサイト運用業務を内製化しようとすると、リソースが足りなくなり業務が回らなくなることもあるでしょう。また、自社にWebサイトの構築や運用経験がない場合、ノウハウや知見が不足し十分な成果が出せないケースも考えられます。
Webサイト運用をアウトソーシングする際に押さえておきたいポイント
すでに触れたように、Webサイト運用をアウトソーシングする場合、業者選びに失敗すると思うような成果が得られないこともあります。
業者選定にあたっては、どのような失敗原因や背景があるのか、それらを踏まえてアウトソーシングを検討する際に注意することは何かを紹介しましょう。
対応可能な業務内容や範囲の確認
リソース不足に悩む企業のなかには、Webサイト運用を丸投げできる業者を探している企業も多いものです。
しかし、委託先業者が対応可能な業務内容を確認しないまま委託してしまうと、「更新作業しか対応できない」、「インフラ管理は対象外」などの問題が起こることも考えられます。
委託先業者がどの範囲まで対応できるのかを明確にしておき、認識の齟齬が生じないよう注意が必要です。
対応可能なCMSの確認
委託先によっては、Webサイトの更新作業環境や対応できるCMSに制限があることも少なくありません。
CMSのなかには「WordPress」のように無料で利用できるシステムもありますが、シェアが高い分サイバー攻撃の標的になりやすく、セキュリティ対策の難易度が高い傾向があります。
自社が運用しているCMSに対応できるか、現在の環境のまま委託できるかを含めて十分な確認が必要です。
責任範囲の明確化
委託先業者の業務内容が限られている場合、たとえばCMSの管理やインフラの管理、Webサイトの更新作業などの作業に応じて、複数の委託先業者と契約しなければなりません。
しかし、このような場合、各委託先業者が担うリスクや責任範囲が曖昧になり、トラブルに発展するおそれも出てきます。
やむを得ず複数社に委託する際には、各社が管理する責任範囲を明確化しておくことも大切です。
Webサイトの運用業務を効率化できる
CMSを選ぼう
Webサイト運用にはさまざまな業務があるため、すべての業務を内製化することが難しいケースも多いものです。
運用業務のなかには、ブランドイメージを左右するほど重要なものもあることから、その部分はできるだけ自社で内製化したほうがよいでしょう。一方で、それ以外については業務効率化のためにもアウトソーシングが有効な場合も多くあります。
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