IPv4に関して、IPv6との違いも踏まえて
分かりやすく解説

掲載日:2023年04月03日
更新日:2025年07月16日

1990年後半からインターネットの普及とともに浸透したIPv4。そんなIPv4は、今でも多くの人が利用しています。本記事ではIPv4とはどのようなものなのか、次世代で移行しつつあるIPv6との違いを踏まえて解説します。また、法人で利用する際におすすめ接続方式も紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

目次

    IPv4、IPv6のIPとは?

    IPv4、IPv6のIPとは?

    IPはInternet Protocolの略称

    そもそもIPとは、Internet Protocol(インターネットプロトコル)の頭文字を取った言葉です。インターネットプロトコルは、インターネットを利用してデータが正しい宛先に届けられるように、データが通るルートや住所を指定するための通信規約(ルール)のことです。

    例えば、データ送信先のコンピュータをどう特定するか、データをどのように送るのか、といったことが定められています。IPが作り出すネットワークでは、インターネットに接続する機器(パソコンやスマートフォン、タブレットなど)に個々の機器を識別するためのIPアドレス(固有の番号)が割り振られています。

    次に、このIPアドレスの役割について、詳しく見ていきましょう。

    IPアドレスの役割とは?

    IPアドレスの役割は簡単に説明すると、インターネットに接続する各機器に割り振られる住所のようなものです。インターネットの閲覧やメールの送受信には手紙を送る際に住所が必要なように、送り元と送り先を識別するための固有の番号が必要で、その番号がIPアドレスです。

    IPアドレスはグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスに分かれており、違いは以下のとおりです。

    グローバルIPアドレス

    インターネットに直接接続された機器に一意に割り当てられるIPアドレス。
    世界的にはICANN、日本ではJPNICという機関で管理している。

    プライベートIPアドレス

    家庭や会社など、特定のネットワーク内で一意に割り当てられるIPアドレス。
    このIPアドレスはJPNICなどの機関に申請する必要はなく自由に使える。

    2023年現在、IPアドレスはIPの第4版となる「IPv4」が採用されているものが多くあります。現在、IPv4では大きな問題を抱えており、まさに過渡期を迎えています。

    その問題と次世代の通信規約について深掘りしていきましょう。

    IPv4とは?

    IPv4とは?

    IPv4とは「Internet Protocol Version 4」の略称で、1990年代後半に考案されました。今でもなお主流のプロトコルで、「192.0.2.221」のように0〜255の数字4組の番号が割り振られた番号です。約43億個のIPアドレスが発行できます。

    IPv4の問題

    IPv4は約43億個のIPアドレスを発行できますが、近年スマートフォンの普及やIoTの浸透により、インターネットに接続される端末が急増しているため、IPアドレスの枯渇問題に直面しています。

    今でもなおインターネットを普通に使えているのは、枯渇問題に対して以下のような工夫がなされているためです。

    ・プライベートIPアドレスを利用して、IPアドレスを節約する
    ・割り振り済みのIPv4アドレスを再利用する

    ただ、再利用されるのは一部のIPアドレスのみ。いずれは枯渇してしまうため、次世代の通信規約である「IPv6」への移行・普及が進んでいます。

    IPv4と、IPv6の違い

    IPv4と、IPv6の違い

    IPv6とは

    IPv6とは「Internet Protocol Version 6」の略称で、インターネットプロトコルの次世代通信規約です。IPv4の枯渇問題により、IPv6への移行が進んでいます。IPv4とIPv6の主な違いは、IPアドレスと接続方式の2つです。

    どのように違うのか、詳しく見ていきましょう。

    違い①IPアドレスの違い

    まず1つ目の違いは、IPアドレスの違いです。アドレス長と割り当てられる端末数の違いを以下の表にまとめました。

    IPアドレス

    アドレス長

    割り当てられる端末数

    IPv4

    32ビット

    約43億個

    IPv6

    128ビット

    約340澗(かん)個

    IPv6で割り当てられる端末の数は、IPv4の43億 x 43億 x 43億倍に当たる約340澗(かん)個で、ぼほ無限といえる機器数に割り当てられます。IPv6であれば、IPv4で直面しているIPアドレスの枯渇問題を解消できるため、次世代のIPアドレスとして移行が進んでいるのです。

    違い②接続方式(PPPoEとIPoE)の違い、速度にも影響

    IPv4とIPv6では接続方式も異なります。IPv4で接続できるのは従来のPPPoE方式ですが、IPv6ではIPoE方式でも接続可能です。

    PPPoE方式の概要

    IPoE方式で接続できるメリットは、混雑しにくい通信を利用できる点とユーザ認証が不要で設定が簡単であるという2点です。

    PPPoE方式は、ネットワーク終端装置(NTE)を通過する必要があり、アクセスが集中しこのネットワーク終端装置の処理能力を超えてしまうと、通信速度が低下しやすいという特徴があります。一方、IPoE方式であれば、ネットワーク終端装置を通過する必要がないため、安定した通信が可能といわれています。

    また、PPPoE方式はIDとパスワードによるユーザ認証が必要ですが、IPoE方式ではIDとパスワードによる認証は不要で設定が簡単です。

    回線がIPv4かIPv6のいずれか確認する方法

    IPv4とIPv6の違いについて解説してきましたが、今自社が使っているのはどちらか確認したい方もいるでしょう。

    自社で使っている回線がIPv4とIPv6のどちらかなのかは、ブラウザ上で簡単に確認できます。「IPv6接続テスト」などと検索するとIPv6に対応しているか確認できるサイトが見つけられるので、利用してどちらの接続方式なのか確認しましょう。

    インターネットのおすすめ接続方式

    より快適にインターネットを利用したいなら、IPv6(IPoE方式)接続がおすすめです。理由としては、PPPoE方式に比べ回線が空いているため、地域や時間帯の影響が少なく快適にインターネットを利用できるからです。

    インターネット回線をどこで契約しようか悩んでいる方は、IPv6(IPoE方式)接続に対応している光回線「BIGLOBE光」をおすすめします。

    IPv6(IPoE方式)接続でスイスイ快適、法人向け回線「BIGLOBE光」

    まとめ

    IPv4に関して、IPv6との違いを解説しました。当記事の重要な部分を最後にまとめます。

    ・IPv4は従来の通信規約のこと
    ・IPアドレスの枯渇問題により、次世代の通信規約であるIPv6への移行が進んでいる
    ・IPv6を利用するなら、IPoE方式の方が安定した通信を利用でき設定が簡単

    以上を踏まえると、IPv6(IPoE方式)対応の光回線を選ぶのがおすすめです。

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