BIGLOBEモバイル導入事例東レ建設株式会社
掲載日:2020年01月06日
建設現場の業務改革にiPadを導入
東レ建設は、東レグループの総合力と技術力を活かし、多様化・高度化する建設ニーズにお応えする「建設事業」と、人と環境にやさしい環境配慮型分譲マンション「シャリエ」®を中心する「不動産事業」の2つの顔を持つ企業です。
東レ建設では業務改革の一環として、2019年より建設現場にiPadを導入、図面やスケジュールの電子化、ファイル共有などを効率化しています。iPadの通信手段に選ばれているのは「BIGLOBEモバイル」の回線です。
iPadとモバイル通信が支えるワークスタイル変革
東レ建設でiPadを建設現場に導入した経緯をみてみましょう。以前の建設現場には「野帳」と呼ばれる手書きの作業記録手帳をはじめ、図面、工程表、作業状況を記録するデジタルカメラ、業務用のパソコンなど、様々なメディアで溢れていました。IT化は進んだものの、紙と電子メディアが混在した状態は作業の煩雑さを招いていました。また建設現場で完結しない報告業務のために現場と会社を往復する現場監督の負担も課題でした。
「現場で、全ての業務プロセスを、ワンストップで行たい」。そのために2018年に立ち上がったのが業務改革のための社内プロジェクトです。大手ゼネコンで先行導入されていた事例も参考に、現場監督にiPadを配布することを決定。業務アプリとファイル共有のためのストレージを組み合わせたワークスタイル変革の検討を進め、2019年2月から本格的に導入をスタートさせました。
情報共有の精度が向上し、若手の士気向上にも貢献
導入されたアプリの一つが建設業専用のデジタル野帳アプリ「eYACHO」です。紙の野帳同様手書きで図面などに書き込めてそのまま関係者にシェアしたり、多様なテンプレートを使って、その場で日報や帳票を作成、iPadさえあればその場で業務が完結でき、効率化に役立っています。
iPad導入後半年経過し、効果は目に見えて上がっていると言います。時間と場所を選ばない効率化に加え、「作業所でのコミュニケーションの密度が濃くなり勘違いや思い違いといったエラーが減りました。情報共有の精度が上がったメリットは大きい」と語るのは、東レ建設株式会社 情シ部署担当者です。またITツールに強い若手社員は、アナログ時代では携わることすら難しかった施工管理業務に参画できることで業務の幅も拡がり、士気も上がっているといいます。今後はアプリでカバーできる業務を増やし、iPadの活用をさらに進めていきたいとのことです。
導入の経緯
BIGLOBEモバイル回線は、3年前からパソコンのモバイル通信用途で利用していました。郊外や山の麓の建設現場でも繋がりやすく、速度や使い勝手にも問題がないこと、老舗ISPが提供するサービスであることで安心して利用してきました。
今回現場作業員にiPadを配布するにあたり、100を超える回線が必要でしたが、使い勝手のよいBIGLOBE biz. マイページが提供されているため、利用状況の確認や、現場の終了による回線契約の解約がスムーズに行えることを評価しました。また最適な帯域と価格帯を選択できる豊富なメニューや、短期間の契約終了でも違約金がかからないことも大きなメリットとなり、今回もBIGLOBEモバイル回線を選択しました。
東レ建設株式会社
情シ部署担当
格安SIMが市場に出始めた頃より、プライベートでBIGLOBEモバイルを使っておりましたので、つながりやすさ、速度や使い勝手も確認済みで社用に導入する際にBIGLOBEを推薦いたしました。
お客さまのプロフィール
社名 |
東レ建設株式会社 |
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URL | |
事業内容 |
1.建築・土木工事の企画、設計、施工、監理 |
所在地 |
〒530-8222 大阪市北区中之島三丁目3番3号(中之島三井ビルディング19階) |
*本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。
*iPadはApple inc.の登録商標です。