Pattern Style CMS導入事例独立行政法人 海技教育機構

独立行政法人海技教育機構は、学校教育及び航海訓練を通じ、船で働くプロを育てる日本最大の船員教育訓練機関です。
本部を横浜に置き、全国に海上技術学校、海上技術短期大学校、海技大学校および大型練習船を擁しています。2016年4月に旧海技教育機構と航海訓練所が統合され、現在の独立行政法人海技教育機構になりました。

サイトリニューアルに伴いクラウド型CMSを導入し、情報発信の活性化を実現。

2016年4月に、旧海技教育機構所属各校と航海訓練所を含む9つの組織が統合されたことがきっかけで、Webサイトのリニューアルが図られました。
リニューアル前は各校それぞれでHTMLによりWebサイトを更新しておりましたが、クラウド型CMS「Pattern Style CMS」を導入し、少人数での効率的な更新業務が実現できました。
各サイトを統一してCMSの運用に変更し、更新担当者が変更になってもレイアウトが崩れることなくWebサイトへ反映できるようになったことが喜ばれています。

お客さまのプロフィール

社名

独立行政法人 海技教育機構

URL

https://www.jmets.ac.jp/

事業内容

船員養成のための学科教育と練習船による航海訓練を通じた一貫教育を実施

所在地

〒231-0003 神奈川県横浜市中区北仲通5丁目57 横浜第2合同庁舎 20階

属人化やHTMLの技術取得が運用の課題だった

-弊社のサービス導入前に、Webサイトを運用する上でお困りごとや問題点はございましたか?

サービス導入前は自組織内にWebサーバを構築し、HTMLによりページ作成を行っておりました。
Webサイト運用の担当者は他業務も兼任しながら更新業務に対応しておりました。元々コーディングの知識に長けているわけではなかったので、担当者の技術習熟に時間を要することが課題でした。
そのため担当者が異動などで変更となった際に、サイトの更新や記載の修正が入るたびにページの構成に乱れが発生する点も大きな課題となっておりました。

決め手はサポートの手厚さ

-弊社サービスをご検討いただいた(知った)経緯と決め手がありましたらお聞かせください。

組織統合前の航海訓練所の頃から、ビッグローブのサービスを利用しておりました。当時話題になり始めていたWebアクセシビリティにも対応していただき、当時のサポートサービスが非常に丁寧と感じたためお声がけしました。
他社のクラウドCMSサービスも含めて企画競争等により受注者について検討を重ねましたが、サポート体制と保守対応を重視しているなかで、企画競争説明時に評価者から高い評価を得ていたことがビッグローブを選定する決め手となりました。

リニューアルについて

-リニューアルのきっかけがあったらお聞かせください。

リニューアルのきっかけは2016年4月に旧海技教育機構所属各校と航海訓練所を含む9つの組織が統合されたことです。各校それぞれで個々に運用されていた多数サイトを1つのサイトへ集約させるプロジェクトを立ち上げ、リニューアルしました。

ーリニューアルを実施して良かった点や課題となった点はございますか?

良かった点は、各校の特徴を保ちつつ更新業務を1つの基盤に集約できて効率的に運用できていることです。
Webサイト運用担当者が変更になっても表示崩れがおきず、安定した品質を維持しながら更新できています。
運用・更新業務を1箇所に集約するとともにCMSを導入したことにより、Webサイト運用担当者を増員することなく効率的にWebサイトの運用管理ができるようになったことを嬉しく思っております。

課題となった点は、サイト設計・コンテンツ企画・運用設計など多くの工程があり、運用にたどり着くまでに多くの時間を要した点、リニューアルプロジェクトを関係者へ周知した際に「Webサイトに反映させている各校のイメージや特徴が消えてしまうのでは?」「個性が出せなくなってしまうのでは?」という心配の声や、「CMSでの運用になった際にWebサイトに載せている情報がそれまで通り反映できるのか、できることの制限があるのでは?」などの懸念の声があったことです。
極力、各校の意見を反映させ、お互いに納得できる形を模索し打ち合わせやヒアリングを何度も行い、心配や懸念を払拭することにより無事サイトをリニューアルさせることができました。

導入後、レスポンスの良さを自組織内でも評価されるように

-導入後に得られた具体的な成果や効果をお聞かせください。

HTMLでコードを書く必要がなくなったため、Webサイト運用担当者の習熟時間を短縮することができ、効率的に運用することができています。
また、以前は担当者の交代前後でレイアウトが崩れたり品質が落ちてしまうことがありましたが、導入後は品質の維持ができるようになりました。

ー成果を実感できた点や印象に残っているエピソードがありましたらお聞かせください。

お問い合わせ数が増大したことです。Webサイトからのお問い合わせ増加を通して、アクセス数の増加も実感できています。
また、Webサイト更新担当者の業務習熟時間を短縮させることができたほか、リニューアル後も組織全体としてイメージの統一化が図れたことが印象に残っています。
更新業務を1つの基盤に集約したことにより、それまで各校に配置していたWebサイト運用担当者を減らすことができただけでなく、CMSの導入により更新業務にかかる工数も減らすことができ、Webサイトの運用・管理の効率性向上を実感できたほか、Webサイトの品質維持という課題も改善されました。

今後の展望

-今後取り組みたい施策などございますでしょうか。また、ビジネスパートナーとして弊社に望むことをお聞かせください。

提供する情報を増やしコンテンツを充実させる一方で、ユーザーにとって使いやすくわかりやすいWebサイトの維持を目指したいと考えております。
価値観やビジョンの方向性を常に相互に確認し、理解し合いながら、Webサイトを管理・運用することに引き続きご協力いただきたいと思っております。

関連サービス

クラウド型CMS
「Pattern Style CMS」

コンテンツ制作から運用・保守までをオールインワンで提供しているので、リリース後のサーバ保守、セキュリティ対策も安心。運用担当者が手間なくWebサイトを運用できるよう運用スタイルを変えることができます。

キーワード コスト削減, 業務効率化
導入サービス・製品 CMS, Webホスティング
業種 教育・出版